International Sad Hits
featuring Damon & Naomi, Kim Doo Soo, Mikami Kan
瑞々しく陰影に富んだアコースティック・サウンドが素晴らしい新作アルバム『Fortune』を携えて来日するボストンのフォーク・デュオ、デーモン&ナオミ。彼らが2006年に自らのレーベル20/20/20からリリースしたアジアン・フォークのオムニバス『International Sad Hits』に曲を提供していたのが、かねてより彼らが敬愛する日本のアバンギャルド・フォークの巨人、三上寛と、独特の震えるようなヴォーカルと大胆かつ精緻なギター演奏が相俟って凄絶なまでの美しさを湛えた音楽を生み出す韓国のシンガーソングライター、キム・ドゥスだった。この三者が一堂に会する、夢のような公演が日本で実現する。このまたとない機会をお見逃しなく!
International Sad Hits
featuring Damon & Naomi, Kim Doo Soo, Mikami Kan
2015年9月11日(金) 青山 月見ル君想フ
開場 18:30 開演 19:30
前売予約 ¥3,500 当日¥4,000(ドリンク代別)
出演:デーモン&ナオミ, キム・ドゥス, 三上寛
前売予約(電話/インターネット):こちらのページから
お問い合わせ:月見ル君想フ 03-5474-8115
featuring Damon & Naomi, Kim Doo Soo, Mikami Kan
2015年9月11日(金) 青山 月見ル君想フ
開場 18:30 開演 19:30
前売予約 ¥3,500 当日¥4,000(ドリンク代別)
出演:デーモン&ナオミ, キム・ドゥス, 三上寛
前売予約(電話/インターネット):こちらのページから
お問い合わせ:月見ル君想フ 03-5474-8115
<出演者紹介>
デーモン&ナオミ:米マサチューセッツ州ボストンを拠点に活動するデーモン・クルコウスキーとナオミ・ヤンによるサイケデリック・フォーク・デュオ。共にメンバーだったギャラクシー500の解散後に活動を本格化し、サブ・ポップや自身の運営するレーベル20/20/20から、1992年よりこれまでに8枚のスタジオ・アルバムと1枚のライヴ・アルバムを発表している。95年頃より日本のバンド、ゴーストとの交流を深め、98年の来日公演をきっかけに、2年後には全面的なコラボレーションが実現。その後もゴーストのギタリスト、栗原道夫が第三のメンバーとしてツアーに帯同し、アルバム録音にも参加した。音楽活動の傍ら、シュルレアリスムやダダをはじめとした絶版本の新装復刊を手がけて高い評価を得てきた出版社Exact Changeの運営を続けている。ナオミは近年、映像作家としても活動し、ジュリア・ホルター、メグ・ベアード、リチャード・ヤングス、マリッサ・ナドラー、タニヤ・ドネリー、フューチャー・バイブル・ヒーローズ等、多くのアーティストのミュージック・ビデオを手がけている。
キム・ドゥス:韓国・大邱生まれ。大学卒業後、歌手活動を始め、朴景利の大河小説の金字塔『土地』に登場する悪漢の名前「キム・ドゥス」を名乗った。 1986年、ソラボルレコードと契約を交わしてデビュー・アルバム『シオリギル』を制作したが、当局の検閲により歌詞の修正を余儀なくされるなど、本意ではない形で発売された。 1988年には東亜企画からセカンド・アルバム『約束の地』を発表したが、頸椎結核を患って長い闘病生活を送った。 1991年、現代音響からサード・アルバム『ボヘミアン』を発表し、他に類を見ない独特の音楽世界を構築したが、その後10年余りの間、江原道の山奥に身をひそめ、自然を友とした。2002年に記念碑的な傑作『自由魂』を完成させ、新曲だけでなく、優れた強度と柔軟性を持って「ボヘミアン」をはじめとする過去の名曲を生まれ変わらせたこのアルバムは、国内で以前にはなかった大きな反響を呼んだ。2007年に日本のPSFレコードから5thアルバム 『10日間の蝶(10 Days Butterfly)』を発表し、日本や欧州など、海外でのライブ活動も行うようになった。2009年には旧曲の再録音を収めたアルバム『夕暮れの川』を韓国と日本で発売した。2014年春から数ヶ月にわたってチェコのプラハに滞在して現地の音楽家たちと新作のレコーディングを行い、2015年1月、実に8年ぶりとなるオリジナル・アルバム『コプサ舞(屈背の舞)』を発表した。
三上寛:1950年、青森県北津軽郡小泊村(現・中泊町)生まれ。同郷の詩人、寺山修司らの影響を受けて高校在学中から現代詩を書き始める。68年に上京、69年末頃から渋谷の「ステーション'70」等を拠点にライブ活動を開始。1971年4月に日本コロムビアからデビュー作『三上寛の世界』をリリースするが、永山則夫を歌った「ピストル魔の少年」の歌詞が問題になり、直後にレコード会社による自主回収の憂き目にあう。同年7月、中津川フォークジャンボリーに出演して一躍脚光を浴びる。その後もURC、ビクター、ベルウッド、東芝エキスプレス等のレーベルから多くのアルバムを発表し、ジャンルを超越した異形のフォーク=怨歌の世界を展開する。70年代半ば以降、俳優としても多くの映画やテレビドラマに出演。80年代にはしばらく曲作とリリースから遠ざかるが、1990年以降は、灰野敬二、吉沢元治との記念碑的ライヴ盤『平成元年LIVE』を皮切りに、PSFレコードから精力的に新作を発表し、全国各地で旺盛なライヴ活動を繰り広げる。近年は海外公演も多く、特にイギリスとフランスには度々足を運び、エレキ・ギター弾き語りによる唯一無二のソロ・パフォーマンスが高い評価を受けている。
デーモン&ナオミ:米マサチューセッツ州ボストンを拠点に活動するデーモン・クルコウスキーとナオミ・ヤンによるサイケデリック・フォーク・デュオ。共にメンバーだったギャラクシー500の解散後に活動を本格化し、サブ・ポップや自身の運営するレーベル20/20/20から、1992年よりこれまでに8枚のスタジオ・アルバムと1枚のライヴ・アルバムを発表している。95年頃より日本のバンド、ゴーストとの交流を深め、98年の来日公演をきっかけに、2年後には全面的なコラボレーションが実現。その後もゴーストのギタリスト、栗原道夫が第三のメンバーとしてツアーに帯同し、アルバム録音にも参加した。音楽活動の傍ら、シュルレアリスムやダダをはじめとした絶版本の新装復刊を手がけて高い評価を得てきた出版社Exact Changeの運営を続けている。ナオミは近年、映像作家としても活動し、ジュリア・ホルター、メグ・ベアード、リチャード・ヤングス、マリッサ・ナドラー、タニヤ・ドネリー、フューチャー・バイブル・ヒーローズ等、多くのアーティストのミュージック・ビデオを手がけている。
キム・ドゥス:韓国・大邱生まれ。大学卒業後、歌手活動を始め、朴景利の大河小説の金字塔『土地』に登場する悪漢の名前「キム・ドゥス」を名乗った。 1986年、ソラボルレコードと契約を交わしてデビュー・アルバム『シオリギル』を制作したが、当局の検閲により歌詞の修正を余儀なくされるなど、本意ではない形で発売された。 1988年には東亜企画からセカンド・アルバム『約束の地』を発表したが、頸椎結核を患って長い闘病生活を送った。 1991年、現代音響からサード・アルバム『ボヘミアン』を発表し、他に類を見ない独特の音楽世界を構築したが、その後10年余りの間、江原道の山奥に身をひそめ、自然を友とした。2002年に記念碑的な傑作『自由魂』を完成させ、新曲だけでなく、優れた強度と柔軟性を持って「ボヘミアン」をはじめとする過去の名曲を生まれ変わらせたこのアルバムは、国内で以前にはなかった大きな反響を呼んだ。2007年に日本のPSFレコードから5thアルバム 『10日間の蝶(10 Days Butterfly)』を発表し、日本や欧州など、海外でのライブ活動も行うようになった。2009年には旧曲の再録音を収めたアルバム『夕暮れの川』を韓国と日本で発売した。2014年春から数ヶ月にわたってチェコのプラハに滞在して現地の音楽家たちと新作のレコーディングを行い、2015年1月、実に8年ぶりとなるオリジナル・アルバム『コプサ舞(屈背の舞)』を発表した。
三上寛:1950年、青森県北津軽郡小泊村(現・中泊町)生まれ。同郷の詩人、寺山修司らの影響を受けて高校在学中から現代詩を書き始める。68年に上京、69年末頃から渋谷の「ステーション'70」等を拠点にライブ活動を開始。1971年4月に日本コロムビアからデビュー作『三上寛の世界』をリリースするが、永山則夫を歌った「ピストル魔の少年」の歌詞が問題になり、直後にレコード会社による自主回収の憂き目にあう。同年7月、中津川フォークジャンボリーに出演して一躍脚光を浴びる。その後もURC、ビクター、ベルウッド、東芝エキスプレス等のレーベルから多くのアルバムを発表し、ジャンルを超越した異形のフォーク=怨歌の世界を展開する。70年代半ば以降、俳優としても多くの映画やテレビドラマに出演。80年代にはしばらく曲作とリリースから遠ざかるが、1990年以降は、灰野敬二、吉沢元治との記念碑的ライヴ盤『平成元年LIVE』を皮切りに、PSFレコードから精力的に新作を発表し、全国各地で旺盛なライヴ活動を繰り広げる。近年は海外公演も多く、特にイギリスとフランスには度々足を運び、エレキ・ギター弾き語りによる唯一無二のソロ・パフォーマンスが高い評価を受けている。